活用事例詳細

株式会社JTBコミュニケーションデザイン

AI時代における人とのコミュニケーションの重要性 “一緒に考えて取り組む”からこそ生まれるデータ活用のTableau土台づくりが着実に進展

2024年06月19日

  • Tableau
  • 定着・活用支援
  • 10,000名以上

イベントやミーティングの企画運営、プロモーションの企画、組織・人材開発の支援などを幅広く手がける、株式会社JTBコミュニケーションデザイン様。あらゆる “コミュニケーション” に関するプロフェッショナルとして、マーケティングや営業、組織づくり、まちづくりといった多様な領域において顧客が抱える課題の解決をサポートされています。

今回は、同社でセラクCCCの「Tableau定着・活用支援サービス」をご活用いただくに至るまでの経緯と実感される成果、今後の展望について、総合企画部でDX推進の取り組みをリードする直井様にお話を伺いました。

 

導入の背景:Salesforceに蓄積されたデータを経営や施策の企画、顧客への提案により効果的に活かすために、Tableauの利用促進が課題に。利用の定着に向けた取り組みを推進するにあたり、外部プロフェッショナルの採用に至る。

 

導入の効果:セラクCCCのコンサルタントの提案やサポートにより、描くデータ活用を実現するための “土台づくり” において着実な進展を実感。

 

経験豊富なプロフェッショナルの力で“Tableauを必要とする人がしっかりと使いこなせている” 状態を目指す

―まずは、セラクCCCの「Tableau定着・活用支援サービス」導入に至るまでの経緯からお聞かせください。

 

直井様:JTBコミュニケーションデザインでは、DX推進に注力しており、取り組みの一環としてSalesforceを導入して現状の業務プロセスの見直し・改善やグループ内連携の促進などに役立てています。さらにこのSalesforce上に蓄積されたデータを活かして会社経営についての現状把握や課題の考察を行うべく、個別に2021 年にTableauを導入しましたが、組織全体に広くその活用が浸透したとは言えない状況が続いていました。

 

こうした背景をふまえて、“Tableauを必要とする人がしっかりと使いこなせている” 状態を目指し、改めてツール活用に力を入れていこうと舵を切ったことが「Tableau定着・活用支援サービス」の導入に至る大きなきっかけです。

「会社や事業の状況を可視化し、課題を分析すること」そして「当社オリジナルのデータを分析・活用すること」の2つを軸に、セラクCCCのコンサルタントさんのお力を借りながらTableauの活用を推進していくことになりました。

 

―支援先のベンダーとしてセラクCCCをお選びいただいた決め手はどのような点にありましたか?

 

直井様:セラクCCCさんとは前任者の頃からお付き合いさせていただいており、当時の判断についてはわかりませんが、400社以上の実績やソリューションを扱ってこられたセラクCCCさんならではの “プロの目” が要因として大きかったのではないでしょうか。幅広い経験をお持ちだからこそ、こちらからのお願いや投げかけた課題に対して的確なご提案を返していただける、また豊富な知見やスキルでサポートしてもらえる安心感がありますね。

 

 

能動的にキャッチアップした課題から、当社専用のオリジナルマニュアルを作成 土台づくりが着実に進展した1年

―セラクCCCのコンサルタントにお任せいただいている支援業務について教えてください。

 

直井様:データをもとに会社経営の “健康診断” を行うための「レポートダッシュボードの構築」と、将来的に内製化を見据えた「ユーザトレーニングの実施」の2つを主にお願いしています。

 

―セラクCCCの「Tableau定着・活用支援サービス」コンサルタントの印象としてはいかがですか?

 

直井様:単純にダッシュボードを構築して終わりではなく、メンバーが対応しやすいように一連の操作の流れを教えていただいたり、最初に必要なセットアップまで行ってくださったり、ユーザトレーニングにおいては、オンラインで実施するにあたって当社用のオリジナルのマニュアルを一から作ってくださったりと、非常に手厚いサポートをいただけています。ダッシュボードについては、7個作成いただき、マニュアルについては、初見の方でもわかるように、キャプチャを添えて最初のログインの仕方から丁寧に作成いただきました。なので、他では使えない当社専用のオリジナルのマニュアルなのです。

 

これらのサポートは、私から依頼したわけではありません。「ツールを必要とするメンバーが使いこなせるように」、「こんなことを実現したい」というゴールや「メンバーたちに負荷をかけずに運用を始めるには」といった一つひとつの課題をキャッチアップし、「そのために何ができるか」を考えて、こちらが想定もしていなかったようなご提案やアクションをしてくださっているのです。

 

セラクCCCのコンサルタントさんに何か明確な作業をお願いして手を動かしてもらうのではなく、豊富な経験を持つプロフェッショナルと一緒になって考え、一緒になって取り組みを進めていけることに価値を感じます。議論の場を常に設けて意見を交わしながら決断していくという点で時間はかかりますが、共同でプロジェクトを進めることが大切だと感じています。その方が楽しいですし、クリエイティブなものを作るためには、みんなの意見を取り入れながら新しいアイデアを生み出すクリエイティビティが重要です。1人だけで決めるのではなく、共同で新しいものを生み出すことが、新しいことを創造する上で大切な要素だと私は思います。そうして一緒に考えて互いの思いを聞いた上で、Tableauを活用してその先にいるお客様のためにいいもの、新しい商品を作っていきたいですね。

 

―セラクCCCの支援を受けた結果として、現段階でどのような成果を実感されていますか?

 

直井様:取り組みがスタートして1年、経営判断としての活用やお客様へのご提案に活かすための “土台づくり” において少しずつ前進してきましたが、定量的な成果を実感するにはまだ道半ばという感触です。

 

ただ担当者の方と一緒に先を見据えて考え、着実に歩んできたという意味では、非常に大きな1年だったと思います。今力を注いでいる土台づくりが今後どこかのタイミングで実り、それを機に一気に取り組みが前進していくのではと期待しています。
 

以下はダッシュボードの作成イメージです。※表示されているデータはダミーです。

 

AIではなく人ならでは、セラクCCCならではの “コミュニケーションを軸とした時代の変化に合わせたサポート” がより重要に

―最後に、今後の展望とその中でセラクCCCに期待されることをお聞かせください。

 

直井様:企業のデータ分析ニーズが高まる中、Tableauのツール活用に向けて伴走してくださる会社やサービスはいくつか存在します。もしセラクCCCさんが私たちの求めるサービスと違うと感じたなら、他のリーズナブルな会社に新たに依頼するという選択肢もありました。しかし、セラクCCCさんが私たちの「こうしていきたい」というビジョンを理解し、一緒に考え取り組んでくれるパートナーだったからこそ選びました。本当に有難いご縁だなと感じています。

 

他の多くのサービス提供者がテンプレート的な対応をする中で、セラクCCCさんは私たちの課題に対して真摯に向き合い、考え抜いて解決策を提供してくれます。さらに、ニーズに応じたオーダーメイドのサービスを提供してくれます。このような対応力と理解力こそが、我々が求めているサービスそのものです。

 

時代の変化に伴い、やるべきことも変わります。その変化に臨機応変に対応するためには、一緒にしっかりと考えて動いてくれるパートナーが重要です。現在、「これからはAIですよ」と言われることが多いですが、私たちが求めているのは単純な技術の導入ではありません。AIやチャットボットは確かに便利ですが、最も重要なのは感情のあるコミュニケーションです。AIには感情がありませんが、人間のパートナーなら、お互いに感情を共有し、より良いものを作り上げることができます。こうした“一緒に考えて取り組む”というコミュニケーションを軸としたサポートが良い結果を生むために必要だと考えています。

 

データ活用のニーズがますます高まる中で、時代の変容を背景に私たちがやるべきことも変わっていくと思いますが、今後もセラクCCCさんのお力を借りて柔軟に変化に対応し、一緒に良いものを作っていきたいですね。

 

 

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お客様プロフィール

企業名

株式会社JTBコミュニケーションデザイン

所在地

東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング 12階

事業内容

イベントやミーティングの企画運営、プロモーションの企画、組織・人材開発の支援などを幅広く手がける

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