Tableauで何が解決できる？セラクのカスタマーサクセスの事例紹介

はじめに

Tableauの導入はビジネスにおける業務効率化や意思決定のスピードや質を大きく向上させ、企業の競争力を大きく向上させることができます。しかしTableauを導入したものの、どのような使い方をすれば良いのか、具体的なイメージをもてず、経営判断や企業戦略に活用できていない企業が多いのが実情です。
セラクCCCは、Tableauと関係の深いSalesforceプラットフォームで、導入企業のカスタマーサクセスを支援してきたノウハウを活かし、様々な企業の導入後の活用に関するお悩み、課題などを解決してきました。
セラクCCCの『Tableauカスタマーサクセスサービス』がどのようなものか知っていただくために、セラクCCCがこれまで支援・解決してきた事例の一部を紹介します。

また、Tableau活用推進の秘訣を深堀した事例もありますのでこちら「【Tableau活用事例解説】コンサルタントが深堀」も併せてご活用ください。

＜事例1＞　総合電機メーカー様（従業員数100,000名以上）

Salesforceと外部データを組み合わせ、市場でのポジションを可視化

課題

・蓄積したデータの有効活用したい
・営業担当の行動計画の策定したい

結果

問い合わせフォームの情報を［リード］に自動登録し、お礼メールも自動送信し業務を効率化

【課題/背景】

• ・自社事業が業界の中で“リーダーなのかチャレンジャーなのか”、どういった立ち位置かを確認したい
• ・自社内にデータは蓄積されているが、それらをどのように利用し業務改善につなげれば良いかわからない
• ・年次目標や四半期目標を立てるにあたり、具体的な課題の抽出や『誰が』『どういった行動に注力するか』といった行動目標を上手く立てられない
• ・営業担当の行動計画の策定に活かしたい

【セラクCCCの支援内容】

競合他社との比較や、各部署・事業所内で独自に運用しているエクセルのデータ等を外部データとして取り込み、分析を行いました。これにより、Salesforceデータでは不足している競合とのデータ比較や各部署・事業所が独自に持っている、より詳細なデータを使うことで、これまでとは異なる観点での分析を可能にしました。

【結果/成果】

• ・Salesforceと市場データを組み合わせ、自社事業の立ち位置を可視化できるようになった
• ・年ごとの実績数値の比較や商品カテゴリ毎の数値の比較が行えるようになった
• ・日々の状況確認や業績改善に向けた営業行動改善の検討や行動目標をスムーズに立てられるようになった

Salesforceデータは、あくまでも『自社の活動によって得られるデータ』かつ『オブジェクトを介して集約を行ったデータ』であり、定型的に取得しているデータを用いた、自社の現状の分析しか行えません。しかしTableauを用いることで、様々な外部データとリンクすることが可能です。外部データをリンクさせた具体例としては、『Salesforceの売上データに外部データである天候データなどを組み合わせ、天候と売上の相関性を分析する』ことや、『Salesforce営業データに外部データである業界四季報やマーケティングデータを組み合わせ、競合他社との比較を行う』ことができるようになります。

＜事例 2＞　製造業様（従業員数500名以上）

お客様の現場レベルでのTableau定着を推進

課題

・Tableauがうまく使いこなせてない
・社内で使いこなせるようになりたい

結果

内製化のための支援を行い、Tableau定着に成功

【課題/背景】

• ・Tableauを導入したものの、部署ごとに各々で使うには難しい
• ・どのように使えるのか、どのように操作するのか、データを可視化することで何がわかるのかを社内で共有し、動機付けしたい
• ・Tableauに対する知見をもつ人材がいないため不明点をすぐに聞ける体制がほしい

【セラクCCCの支援内容】

お客様の現場で使っているexcelデータやcsvデータなど、様々な部署や個人で管理しているデータを提供いただき、活用モニタリング用レポート・ダッシュボードを作成しました。また、活用後の現場ヒアリングによる、課題分析や再カスタマイズ、活用状況に応じた個別フォローの実施など、内製化のための支援を行いました。

【結果/成果】

・各部署におけるTableau定着（ユーザに対するモチベーション付け、クイックウィンの作成）

お客様が日々確認すべき指標を可視化したダッシュボードを作成したことで、営業状況の迅速かつ適切な把握が可能になりました。また社内でのTableau普及、定着につながりました。

＜事例 3＞　広告代理店様（従業員数1,000名以上）

ヒューマンエラーの解消！広告効果測定

課題

・手動によるヒューマンエラーを無くしたい
・モニタリングの重要性を組織に浸透させたい

結果

・約9割のレポート業務をTableauに移行
→レポート作成時間の9割減に成功

【課題/背景】

• ・広告効果の測定結果を手動で集計することで発生するヒューマンエラーを無くしたい
• ・リアルタイムでの効果のモニタリングの重要性を組織に浸透させたい

【セラクCCCの支援内容】

クライアントごとに必要なデータを手動で抽出、エクセルでレポーティングを行っていたことがTableauを用いることで解消。地域別、期間別、案件別など様々な角度からインタラクティブに可視化でき、データの蓄積も簡単に行えるようになりました。また100名以上のチームメンバーに向けた研修を実施し、データを集約しTableauで可視化するというプロセスを標準化、レポート作成時間の削減につなげました。

【結果/成果】

• ・集計ミスを気にすることなく現状の把握に集中できるようになった
• ・ほぼ全ての広告案件の効果測定をTableauで行う組織が出来上がった

データを集約しTableauで可視化するというプロセスを標準化したことで、出稿メディアやクライアントを横断した全体的な傾向分析が可能になりました。また社内向けレポート作成時間を9割削減させ、コンサルタント向けレポートの9割近くがTableauへと移行することができました。

＜事例 4＞　人材派遣会社様（従業員数1,000名以上）

売上200％増。営業効率化のための顧客関係の可視化

課題

取引先との関係を全社的に把握し、営業効率化がしたい

結果

・顧客関係の理解により会議時間が8割減
・客観的な分析により売上が200％増

【課題/背景】

・取引先との関係を全社的に把握し、効果的な営業リソース配分を検討したい

【セラクCCCの支援内容】

• ・Salesforce上の顧客との取引情報から、効果の高い取引先を明確化
• ・部門、担当者など属性別のフィルタリングとリッチな可視化

Salesforce上にある顧客との取引情報を、部門、担当者など属性別にフィルタリングし、取引状況の可視化を行いました。また、確度の高い商談や営業効率の良い顧客を明確化し、効率的な営業活動が行えるようレポートフォーマットを作成しました。

【結果/成果】

• ・直感的な顧客関係の理解により、会議の時間が8割削減
• ・客観的な分析と効果的な意思決定により、売上が200%増

顧客情報、商談情報が可視化されたことで、直感的に顧客関係を理解できるようになり、結果として状況確認、方針策定などで開催していた会議時間が8割削減されました。また、部門間の実績比較が容易となり、データをベースにした客観的な意思決定により売上が200%に拡大しました。

Tableauの課題を解決する
『Tableauカスタマーサクセスサービス』とは

セラクCCCでは、効率的なデータに基づいた活動を実現するために、ご紹介した事例以外にも、お客様のご状況に合わせてリソース状況、営業状況、広告効果などの可視化を行っています。Tableauでお悩みなら、セラクCCCの無料相談からお問い合わせください。Tableauの導入から日々の活用推進まで、ご状況に合わせてセラクCCCが支援いたします。

また、ほかにもこちらから「お客様との対談形式での事例紹介」もご覧いただけますのでご参考にしてください。

■ セラクCCCのTableauカスタマーサクセスサービス

1 定着活用支援（内製化支援を含む）

• ・ユーザトレーニング
• ・Tableau利用者向けトレーニング
• ・レポート、ダッシュボード開発
• ・事務局支援（＝ヘルプデスク支援）
• ・データ活用コンサルティング

2『定着活用』を前提とした導入支援

• ・データのクレンジングおよびデータマートの構築
• ・初期導入設定
• ・導入後の伴走型支援（定着化支援）

オンサイト型（常駐型）、オフサイト型（受託＆駆けつけ）により支援します。

Tableauでお困りの方はセラクCCCにぜひ無料相談からお問い合わせください。当社には300名（23年5月時点）超のSalesforce/Tableau専門コンサルタントやセキュリティ技術者が在籍しており、定着や活用支援サービスを行っております。