コラム詳細
はじめに
Salesforceは2023年現在、世界でトップシェアを誇るクラウド型CRMです。顧客情報の集約・関係性の強化のために、近年は大企業のみならず中小企業でも導入するケースが増えてきています。
しかし、Salesforceを有効活用するためには「どの製品を導入するか」「どのように運用体制を構築するか」などさまざまな面を考慮する必要があります。そのため、Salesforceに関する知見をもつ人材が不可欠ですが、自社にそのような人材がいるとは限りません。そこで頼りになるのがSalesforceパートナーです。
本記事ではSalesforceパートナーに関する基礎知識から、導入・定着に向けての最適なパートナーを探し出すコツまでご紹介します。
セラクCCCはトップクラスの認定パートナーの証「Salesforce NavigatorプログラムのManaged Services分野においてExpert認定」を獲得しています。
Salesforceパートナーとは、セールスフォース社が認定したSalesforceに関するサービスを扱う企業のことです。Salesforceパートナーには種類があり、パートナー企業は取り扱う製品やサービスなどによって各パートナーに認定されています。たとえば以下のような種類があり、複数の認定を受けているパートナーも存在します。
Salesforceパートナーの中でも、Salesforceの導入や定着を支援するのがコンサルティングパートナーです。コンサルティングパートナーは2022年時点で日本に約460社存在し、パートナー企業ごとに得意分野があります。また、セールスフォース社は多様化するユーザ企業のニーズに応えるため、コンサルティングパートナーの強化に力を入れています。
たとえば、
といったように、さまざまな視点から取り組みを行っています。
ちなみに昨今、米国を中心にシステムの活用戦略立案から実運用までをEnd to Endで支援するサービスとしてManaged Servicesがスタンダードになりつつあります。Salesforce Navigator プログラムの 【Managed Services】分野において、Salesforceパートナーの専門能力を3つの側面 (知識・経験・品質) から総合評価し、認定するExpertがあります。それは「その分野で最も経験豊富で先駆的なパートナーであり、大規模かつ複雑なプロジェクトにも対応し、トップレベルの顧客満足度を実現するパートナー」と位置付けられています。
では、このようなコンサルティングパートナーに相談するメリットを次に見ていきましょう。
コンサルティングパートナーに相談する大きなメリットは、導入・定着・活用といったプロセスを、効率的かつ着実に進められることです。
パートナー企業には自社に最適なプランの提示・実装から他システムとの連携、保守・運用に関してまで幅広くサポートしてもらうことが可能です。また、自社で運用するときの要となる管理者の育成、ユーザの教育やヘルプデスク支援といった運用・定着にかかせないサポートをプロに依頼することも有用です。パートナー企業からノウハウを学び、自社の社員にスキルと知識がついていくことで、社内人材による自走につながっていきます。
ここからはコンサルティングパートナーを探す2つの方法をご紹介します。
セールスフォース社の公式サイトでは、コンサルティングパートナーを探すためのページが用意されています。
Salesforce公式サイト内の「AppExchangeページ」では、製品や業種でフィルタをかけ、さらに認定資格保持者の人数やユーザの評価でパートナー企業の絞り込みができます。
<コンサルティングパートナーを探す(AppExchangeページ)>
また「Navigatorページ」では、製品や業界・サービス別にパートナー企業が掲載されており、一覧が可能です。AppExchangeページでのフィルタリングが難しい場合、または製品・業界・サービス別にパートナー企業の情報を閲覧したい場合は、こちらのページを使用します。
<Navigatorページ>
さらに「地域パートナーページ」も設置されており、各地域で対応できるコンサルティングパートナーを探せます。
これらの方法は信頼性が高く、パートナー企業を選択するうえで有効です。
<地域パートナーページ>
「Salesforceパートナーの種類」で紹介した通り、セールスフォース社は社員のSalesforce関連資格取得に力を入れているパートナー企業を「キャリア支援パートナー」として認定しています。このキャリア支援パートナーを探してみるのも効果的です。キャリア支援パートナーに認定されるには、直近1年間でコンサルティングパートナーは10名以上、AppExchangeパートナーは2名以上の新規資格取得者が必要です。キャリア支援パートナーはそれだけSalesforceに対応できる社員を育てており、Salesforce関連事業に力を入れていると判断できます。
パートナー企業を探すにあたりもう一つ目安にできるものとして、Partner Awardがあります。Partner Awardとは、セールスフォース社が1年に1度開催するPartner Summitにおいて、パートナー企業を対象に発表される賞です。選考要件は「顧客のビジネス革新に寄与すること」「セールスフォース社のビジネスの発展に寄与すること」の2つです。
<Partner Award 2021 Top Certification of the Year受賞>
このPartner Award にはTop Certification of the Year とよばれる部門があり、セラクは2021年度に選出されています。Partner Awardを受賞しているかをチェックすることもパートナー選びに有効です。
コンサルティングパートナーは一般的な検索エンジンで探すことも可能です。「Salesforce」や「セールスフォース」「コンサルティングパートナー」「導入」「定着」などに加えて、業種や業態といったキーワードで検索結果を絞り込めます。さらにSalesforce関連資格取得者の人数や、Partner Awardの受賞経歴を確認することも選択肢を絞るうえで役に立ちます。
コンサルティングパートナーを探す際は、自社の希望に応じて柔軟に対応してくれるパートナー企業かどうかを確認しましょう。たとえば「定着・活用支援を依頼する場合に定額課金制と従量課金制のどちらがいいのか」「リモートかオンサイトのどちらの支援が必要か、はたまた両方を希望するのか」といったニーズは企業ごとに当然異なります。自社の要望に沿うパートナー企業を見つけましょう。
同じように、支援の内容にも注目しましょう。「何人のコンサルタントを割り当ててくれるのか」「管理者、社員の教育はどのように行われるのか」といった点は、内製化を目指すうえで重要です。
これらに関する実績については、各パートナー企業のWebサイトに事例として掲載されていることもあるため、チェックしてみましょう。自社と同規模企業の事例を見れば、支援のイメージをつかみやすくなります。
Salesforceのカスタマーサクセスにおいてトップクラス※!セラクCCCが選ばれる理由についてはこちらをご覧ください。
※セラクCCCはトップクラスの認定パートナーの証「Salesforce NavigatorプログラムのManaged Services分野においてExpert認定」を獲得しています。
ここまでSalesforceパートナーについてのご説明から、パートナーの検索方法までご紹介しました。Salesforceを適切に導入し、しっかりと定着させるためにはどのパートナー企業を選択するかが重要です。公式サイトやその他Web検索だけでは最適なパートナーかどうか判断がつかない場合は、直接問い合わせてみるのも一つの手段です。疑問点や要望を伝え、自社の目的に合った提案をしてくれるパートナーを探しましょう。
セラクCCCには300名(23年5月時点)を超える専門コンサルタントが在籍し、400社(23年4月時点)以上の支援実績があります。Salesforceの導入・定着支援などで疑問点などがあれば、お気軽にセラクCCCの無料相談からお問い合わせください。
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