コラム詳細

2021年Salesforce拡大と、企業DX元年の兆し

2023年04月13日

  • Salesforce
  • 対談

Salesforceの動向(2020→2021)

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によるリモートワーク推進の流れを受けて、オンラインシフトがかつてないスピードで進みました。
これからの時代、オンライン会議システムをはじめとするデジタルツールとSFA(営業支援システム)との連携が重要視される中で、Salesforceは、企業向けのサービスの更なる拡充のために、2021年以降に向けて新たな取り組みをスタートしています。

 

Slack買収やおすすめ機能Quipについて

2020年12月1日、Salesforceはビジネスチャットツールとして大手のSlack Technologies(スラック・テクノロジーズ)を買収することを発表しました。SlackとSalesforce Customer 360の統合により、新しいオペレーティングシステムが生まれることが期待されています。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、多くの企業がリモートワークという新たな働き方に変化したことから、IT・デジタル化の重要性を改めて実感した方も多いのではないでしょうか。
Slackは、メールと違いレスポンスがよく、組織内外のユーザとコミュニケーションをとることが可能です。リモートワークという新しい働き方の時代だからこそ営業支援とコミュニケーション支援の、Salesforce×Slackの連携に注目が高まっています。

 
また、合わせてQuip(クイップ)というコラボレーションツールを利用するのもおすすめです。
Quipとは、リアルタイムでスプレッドシートの共同編集や文書処理ドキュメントを収めることを可能にするサービスです。Googleドキュメントやスプレッドシートと類似する部分もありますが、Quipにはチャット機能も付いており、より便利なサービスとして幅広く使われています。
Quipは、もちろんSalesforceとの連携も可能ですし、Slackアカウントでのサインアップも可能です。さらなる情報共有の最適化に向けて、Salesforceの活用状況について見直してみるのもよい機会かもしれません。

 

管理者は、営業のDX化をさらに推進するべき年

そして、ウィズコロナとなる2021年、ニューノーマル時代に求められる働き方は一体どのようなものなのでしょうか。対面でのコミュニケーションが困難となり、その中で特に大きな変化を余儀なくされたのが「営業」です。従来の対面営業のスタイルが困難になり、オンラインでの営業が主流となった今、営業担当者がSFAをいかに有効活用できるかどうかが今後の重要なポイントとなります。
SFAを活用することで、マネージャーは営業担当者と対面で会話することなく、商談や顧客の活動状況を瞬時に把握することができ、営業情報のリアルタイム共有も可能となるため、営業体制の強化が期待できるのではないでしょうか。

 

セラクのカスタマーサクセス(顧客成功)チームについて

前述でも述べたとおり、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの企業が『営業のデジタルシフト』を急ぎ、結果としてBtoBマーケティングの市場が大きく拡大しました。このような経済状況の中、幸いにも当社へ『利用中』のSalesforceの『活用』・『再開発』に関する相談を多く頂きました。これまで有耶無耶になっていたSalesforceの活用に各企業の皆様が正面から向き合い始めたことを体感した年でした。

 
SalesforceはSFA(営業支援)・CRM(顧客管理)だけでなく、マーケティングやコンタクトセンター、eコマースなど様々な領域の製品が増え続けていますが、そもそもSFA・CRM機能を活用できていない企業が大多数だと感じています。(エクセル含めてまだまだアナログなパイプライン管理をしている企業が多い印象です)

 
その傍ら、一部の企業ではシステム管理者の方が、以前よりSalesforceの活用を高いモチベーションで推進していたが、実際に使う利用者が中々そのモチベーションについてこれず、で苦労されているケースもあるかと思います。

 
2021年もセラクはそのような課題を持っている経営者の方、営業マネージャーの方、システム管理者の方を支援するパートナー(≒チームメイト)として支援していきたいと考えています。

 

最後に

セラクでは、120名を超える専門コンサルタントがSalesforceの定着・活用推進におけるカスタマーサクセスパートナーとして支援しております。
定着・活用推進としての「Salesforce社の認定パートナー」は、当社を含め数社のみです。その中でも、当社は短時間からのご契約が可能で、ご契約形態も柔軟にご提案可能ですので(常駐派遣/リモート/駆けつけ等)、是非お気軽にご相談ください。

 
また、本記事で触れましたコラボレーションツール『Quip』は、これまで各企業が自身で導入されるケースがほとんどでしたが、2020年に急激に導入が進み、伴奏支援者が必要という相談を各社様から頂いております。それに伴い、セラクは2021年より国内初の「Quipパートナー」として導入から定着・活用を推進することとなりました。Quipについても合わせてご相談ください。

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