コラム詳細
はじめに
コラボレーションツールSalesforce Anywhere(Quip)では、業務のシーンに合わせて、様々なテンプレートを作成できます。テンプレートを使用することで、統一された文書の作成ができ、文書の構成を考える時間を削減できます。また、Salesforceとのデータ連携や、参加メンバー全員による同時編集機能などにより、従来よりも高機能なビジネス文書をスピーディかつ効率的に作成することができます。この記事では、Salesforce Anywhere(Quip)のテンプレートの中で、セミナー・イベント企画テンプレート、営業プランニングについてわかりやすくご紹介します。
Salesforce Anywhere(Quip)におけるテンプレートとは、「Salesforce Anywhere(Quip)で統一した文書を作成するために、基にする文書」のことです。テンプレートを用意しておくことで時間の短縮、入力すべき内容を統一できます。更にSalesforce Anywhere(Quip)では、作成した文書をSalesforceに埋め込む際に、テンプレートにあらかじめ連携させておくことで、ボタン一つでSalesforce上に必要なデータを反映した文書が簡単に作成できます。
Salesforce Anywhere(Quip)の便利テンプレート紹介 5 では、次の2種類のテンプレートについてご紹介します。
今回ご紹介するテンプレートは、Salesforce Anywhere(Quip)の様々な機能を利用するため、Salesforce Anywhere(Quip)をすでに活用しているお客様向けのテンプレートです。これらをセラクのカスタマーサクセス部門がおすすめする理由と、誰がどのように使うことを目的にしているか、実際の画像を用いて解説していきます。
Salesforce Anywhere(Quip)は、Salesforceを導入する際、Quipもセットで提案され購入したことに気づかないお客様も多くいらっしゃいます。Salesforce Anywhere(Quip)が使えるのに気付いていない、活用できていないケースも多々あるため、ご自身が使われている環境に不明点があれば、セラクへお問い合わせください。
セミナー・イベント企画テンプレートは、Salesforce Anywhere(Quip)文書をセミナー・イベントに関係するメンバー全員のコミュニケーションの場として活用することで、セミナー・イベントに関連するタスクの明確化、スケジュール調整を文書上で完結させるためのテンプレートです。
セラクがおすすめするポイントは、次の3点です。
セミナー・イベント企画テンプレートは、マーケティング担当やセミナー企画担当をはじめとして、イベントを企画運営する方なら誰でも活用することができます。
セミナー・イベントに関するタスクの明確化や、スケジュール調整に活用します。
各イベントやセミナーに対して1つのSalesforce Anywhere(Quip)文書を作成、関係するメンバーを招待し、タスク・スケジュールの管理、コミュニケーションの場として利用します。
セミナー・イベント企画テンプレートで便利な使い方を具体的に解説していきます。
1、投票を利用する
メンバーの多数決で決定したいことがある場合、シンプルなアンケートを作成することができます。イベント内容や日程の調整、アイデア出しができる便利な機能です。
2、カウントダウン/スケジューリング
イベント開催までの期限やスケジュールを確認する際に便利な2つの機能をご紹介します。
1つ目はカウントダウンです。イベント開催日まで時間がどのくらいあるか視覚化することでメンバー全員が期限を意識して作業を行うことができます。
2つ目はスケジュールです。メンバー全員でスケジュールを共有でき、各々のスケジュール調整する際に便利です。
3、プロジェクトトラッカーを利用する
プロジェクトトラッカーは、各タスクの担当者や進捗、作業期限などを一覧で把握するのに便利です。各行にはコメントを添付する機能があり、この中で担当者とのコミュニケーションを完結させることができます。
営業プランニングテンプレートは、Salesforceのデータを基に、売り上げプランを策定・共有するテンプレートです。レポートやリストビューから売り上げ予測金額の情報を参照し、関数を使って計算できます。案件情報やプランに変更があった時など、文書上内のコメント機能を使ってスピーディに情報共有ができ、効率的なコミュニケーションができます。セラクがおすすめするポイントは次の3点です。
営業プランニングテンプレートは、主に営業担当が使用します。
売り上げプランの策定・共有のために活用します。
Salesforceのレコード情報、レポート、リストビューのデータを反映させ、そのデータから目標を計算します。また、Salesforceデータの精査にも利用できます。
営業プランニングで便利な使い方を具体的に解説していきます。
1、プロセスバーを活用する
プランニングの承認状況を可視化します。プロセスの段階ごとにコメントを添付でき、従来ならメールで行っていたような簡単なコミュニケーションをこの文書内で行います。
2、SalesforceLiveAppを利用する
SalesforceLiveApp とは、Salesforce Anywhere(Quip)とSalesforceのレコード情報を連携する機能です。Salesforceのレポートを使って、スプレッドシートの作成を行います。このリストビューはSalesforceのインライン編集とは異なり、レコードタイプを2つ以上含んでいてもデータの編集ができるという利点があります。
今回ご紹介したセミナー・イベント企画テンプレート、営業プランニングは、それぞれマーケティング部門などのイベント開催者や営業部門の方がSalesforce Anywhere(Quip)で利用できるテンプレートの一例です。このように、Salesforce Anywhere(Quip)は使い方によって社内の色々な部署で活用できるポテンシャルがあります。今回はマーケティングと営業に関わるテンプレートをピックアップしましたが、他の部署でも活用できないか、ぜひご検討ください。セラクでは、Salesforce Anywhere(Quip)の導入、活用支援を行っています。SalesforceとSalesforce Anywhere(Quip)の知見を活かし、企業に合わせて即日活用できるテンプレートのご提案、運用方法のご提案が可能です。Salesforce認定カスタマーサクセスパートナーであるセラクの経験豊富なコンサルタントにお任せください。
これまでの数多くの実績から導き出したノウハウを活用し、お客様のSalesforce Anywhere(Quip)導入をバックアップさせていただき、導入後も継続的にサポートいたします。
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