始めはシステムエンジニアとして約7年間IT業界で経験を積み、前職ではWEB・イベント制作会社へ入社し、売上管理システムの運用保守に従事しておりました。転職理由としては、ハードワークゆえに体調を壊したことからです。このタイミングで結婚も視野に入っており、大手の福利厚生がしっかりした会社かつ、IT業界での経験を活かし技術の幅をより広げたい、という点からもSaaS企業に興味を持ちました。

当時はとにかく大手、福利厚生のしっかりしているワークライフバランスが取れる会社に絞って応募していました。その中でもセラクはSalesforceチームが立ち上がって間もない頃でした。面接官の方が、いかに私の経験が活かせるフィールドなのか、そしていかに楽しい領域なのかを熱弁してくださり、人・業界・組織のすべてに魅力を感じて入社を決めました。

現在はSalesforce研修の教育を担当しています。
入社当時は、お客様先へ常駐して伴走支援を行い、その後は受託開発チームの立ち上げを任されリーダーとしての業務も徐々に増えていきました。その後、教育担当も任せていただけるようになり、メンバーが増えていく中でどちらかに専念すべきという判断から現在のポジションに就くことになりました。エンジニアからのリスキリングということもあり、早期に受託開発や教育へ携わることができました。前職の経験が評価され、スキル活かしたポジションを任せていただけたため非常に嬉しかったことを覚えています。
教育担当として、入社オリエンテーションから資格取得のフォロー、実技試験のレビュー・フィードバック、カスタマーサクセスのマインドセットや採用など数多くの業務をこなしています。毎月ご入社いただく方々の教育を行う中で、当然ですが人によって持っている特性やスキルが異なるので、伸ばせるところはとことんのばす、改善が必要なところは何度でも指導を行うという点を心掛けています。受託開発のリーダーを担当していた時も、立ち上げの段階で入り込み、組織体制を整えるところからスタートしたのでハードな面は多々ありましたが、2年上の先輩が悩みや現状をヒアリングしてくれてサポートしてくれたからこそ乗り越えられたなと実感しています。また今では、当時のトレーニーたちからの、研修で学んだことが活かせているという話を聞いたり、周りから活躍している様子を聞いたりすると、とても嬉しく、日々のやりがいにも繋がっています。

私は2021年に産休育休を1年間取得させていただき、2022年から復帰したのですが、上長と面談し働き方を相談した結果、時短勤務・フルタイムとどちらも柔軟に対応していただきました。復帰時の働き方は全員が同じではなく、会社と相談して決定するため、ライフイベントに合わせた働き方ができるのは強みの一つだと思います。また、事業部のMVP制度で2か月に1度表彰を行う際も、男女問わず実力をしっかり評価されており、性別や年齢は関係なく活躍できる環境です。

ただ復帰後に大変だったことで、Salesforceは年3回のメジャーバージョンアップがあるため、復帰後に最新の仕様や会社の流れについていくことに苦労しました。そのため今後は、復帰した方をバックアップできるような体制づくりに尽力したいと考えています。また教育担当としては、求職者から期待されている目線、クライアントから期待されている目線、その一歩先に行けるようなカリキュラムのブラッシュアップは今後もやり続けなければいけないと思っています。

この会社の好きなところは、提案・上申したことを受け止めすぐに実施するというスピード感です。これだけの規模間ですと、取り掛かりに時間がかかる会社が多い中で、とりあえずやってみて結果を見て判断してもらえる決断の速さは成長の源泉だと思っています。またスタートアップ企業のような実績に基づいた評価をしていただける点も頑張れるポイントだと感じています。
だからこそ、チャレンジ精神があり、やり抜く力がある方と一緒に会社を盛り上げていきたいです。